六畳に二人!ルームシェア体験談!メリットとデメリット

こんにちは。なぎです。

 

留学中に住む部屋は大きな問題の一つです。一部の国では家賃が高く一人部屋を借りられない場合もあります。寮の場合はルールが厳しかったり、キッチンやトイレが共用だったりと、いまいち寮住みに踏み切れない部分もあります。

そこで私が一年間の留学生活でルームシェアに対して思ったことをまとめてみます。

ちなみに私は大学に留学していたので大学のキャンパス内にある寮に住んでいました。

寮の部屋割りは一部屋に二人です。六畳くらいの部屋に二人で暮らしていました。

 

今回は、一年間のルームシェアを通して良かったことや辛かったこと、ルームシェアをする前の注意点について書いていこうと思います。

経験者の体験談として参考にしていただければ幸いです。

 

ルームシェアの種類

まず、ルームシェアといってもいくつかの種類があります。

 

リビングとキッチンだけが共用で各部屋にバスルームがあるタイプ。

リビングやキッチン、バスルームが共用でそれぞれの寝室があるタイプ。

ワンルームの部屋に二人で住むタイプ、など。

 

私が経験したのは、ワンルーム六畳より少し狭い部屋にベッドが二つ、勉強机が一つ、洗面台が一つあり、そこで二人で暮らすルームシェアです。

ベッドとベッドの間は一メートルほどで、仕切りはありません。

トイレ、シャワー、キッチンは寮だったので各フロアで共有です。

次ではメリットを解説します。

 

ルームシェアのメリット、良かった点

1仲良くなれる

良かった点ですが、一つめとしてルームメイトと仲良くなれます。

よっぽど気が合わない場合は別ですが、朝起きた瞬間から夜寝る時まで一緒にいるため、話す機会が多くお互いのことをより深く知ることができます。

外国人とルームメイトになった場合は英語や現地の言語で会話することになるので言語の上達が早いです。

実際私はルームメイトと英語で会話していました。

その結果、最低限生活に必要な単語を覚えることができ、友達とわいわい楽しめるだけの英語力が身に付きました。

 

2新たな価値観を知れる

これは外国人、日本人どちらとルームシェアをしても実感するポイントです。

外国人であれば、何度も話しているうちに自分と考え方が全く違う点が見えてきます。

例えば労働環境や教育、経済状況や世界の政治まで様々な議論をすることでより自分のアイデアが洗練されていきます。

同じ日本人であっても同様です。

日本で生まれ育っていても生活習慣は違うし、考え方も判断基準も全く異なります。

「日本人」など大きなくくりでひとまとめにして論じるのがいかに大きな間違いであるか気づけます。

 

3旅行の目的地が増える

ルームメイトの出身地によっては、今まで名前も知らなかったような場所に興味を持つこともあります。

日本国内や海外の行ったことのない場所の様々な魅力を知ると行きたくなるでしょうし、

行けば友達が待っています。

友達との再会と新しい土地の探検という魅力的なイベントを同時に楽しむことができます。

地元の人が同行することで普通の観光客が知ることができないようなローカルな飲食店やスポットに連れて行ってもらえます。

私もルームメイトの地元に遊びに行きましたが、ガイドブックに載ってない場所に連れて行ってくれたり、実家に招待してもらっておいしいご飯をごちそうになりました。

ルームメイトが自分の地元に遊びに来ることがあれば同じように楽しませてあげられます。

一年間も一緒に住むと思い入れが非常に大きくなります。

気の合うルームメイトは一生の友達になり得ます。

 

ルームシェアのデメリット、注意

ここからが本番です。ルームシェアにはいいところがたくさんありますが、それ以上に大変なところが多いです。以下では、ルームシェアをしてみて本当に嫌だったことや気になったことを書いていきます。

1生活リズムの違い

生活リズムが違うルームメイトと暮らすのは非常につらいです。

夜自分が寝たいと思ってもルームメイトは勉強していたりパソコンで作業していたり、電気を消して貰えないことがあります。

電気を消してと言って消して貰えればいいのですが、真っ暗にはしてもらえないことが

あります。

自分のほうが寝るのが遅くなる場合もあるので強くは言えませんが、ここは非常に気になるポイントです。

また、朝についても同様です。

自分が早起きして顔を洗って歯を磨いたりしたいとき、まだ寝ているルームメイトに気を使って音を立てずに行動するのは大変疲れます。

ルームシェア相手を選べる、または現在ルームシェアを特定の人としたい場合、生活リズムがあっているか確認しましょう。

違う場合はルームシェアを諦めるか、個別の寝室があるルームシェアをするべきです。

 

2生活音

もしルームメイトが夜寝るときいびきをかいたらどうしますか?

たたき起こしますか?

それはできませんよね。

もしルームメイトがご飯食べるときクチャクチャ音をたてていたら注意できますか?

独り言が異常に多かったら独り言やめろと言えますか?

貧乏ゆすりが止まらなかったら止めるよう言えますか?

 

人によって「音」をどの程度気にするかは違いますが、上に書いただけでも不快になる音の原因はたくさんあります。

ルームシェアをする前に、必ず相手のたてる音を観察することをお勧めします。

友達のルームメイトが不快な音をたくさん出す人で、非常に苦しんでいました。

 

3におい

音の次はにおいです。

息が超臭かったり足がくさかったり

普通におならやげっぷをしたり。

 

そんなことない!と思っていても屁やげっぷを普通にする人はいます。

ルームメイトがこれらのにおいを出す人の場合、どうしようもありません。

友達のルームメイトがまたにおいが酷い人で、友達はいつも愚痴っていました。

 

4所有物の区別

牛乳やジュースなど、冷蔵庫に入れておくものはきちんと自分のかそうでないかを区別しなければなりません。

私の場合は、ルームメイトが勝手に歯磨き粉を使ったり牛乳をたくさん飲まれたりしました。

普通は毎回使っていいか許可を求めるのが最低限の礼儀ですが、「使っていい?」と聞かれて一度いいよというと、いつまでも使っていい許可を得たと考える人が世の中にはいます。

そこの考え方をルームメイトとはっきりさせておきましょう。

 

5エアコン

これがなかなか根深い問題です。

ルームメイトと適温が合わないと部屋でくつろげません。

私は寒さに弱くエアコンがあまり好きではなかったのですが、ルームメイトは部屋をガンガンに冷やすのが好きでいつも寒かったです。

真夏でも部屋の中では長袖を着て過ごしていました。

お互いが部屋を出るたびにエアコンを切ったりつけたりちまちました戦いをやってると精神的に疲れます。

 

ルームシェアの注意点、事前にやること

ここまで、ルームシェアのメリットどデメリットを挙げてきました。

以上のデメリットのうち大半は事前に対策出来ます。

自分でルームメイトが選べる、もしくは友達とルームシェアを始める場合は必ず以下のことを事前にやりましょう。

ルームメイトを選べない場合、寮の場合などですが、苦情を訴え続ければ変えられると思います。

 

ルームシェアする予定の相手の部屋に行く、相手を部屋に招く

お互い、もしくはどちらかが一人暮らししている前提になりますが、

部屋に行くことできれい好きなのか、においはどうか、夜泊まればいびきがうるさいかどうかまでわかります。

相手を自分の部屋に招くことで勝手にものをいじったりするかどうかを確認できます。

暑がりかどうか、エアコンの設定温度は何度かも部屋を行き来することで分かります。

物件を決める前の内見のようなものです。

 

2ルールを決める

これは非常に大切です。

一度ルームシェアを始めてしまうと関係が悪くなるのを恐れて口出しできないことが多いです。

そのため、事前に気になるポイントについてはルームメイトに伝えておきしょう。

夜は何時に完全消灯とか、エアコンは何度まで、人のものを使いたいときは毎回確認をとってから使うなど。

友達だと思ってそこをおろそかにすると必ずどちらかが不満をためます。

友達でなくなってしまう前に、必ず決め事を守りましょう。

 

3言いたいことは言う

勇気を出して言いましょう。

不満をため込むと雰囲気から相手に伝わります。

自分が気にしていることは相手にとってなんでもないことである場合が多いので、きちんと話し合えば意外と丸く収まります。

どんな小さなことでも、言い方にさえ気を付ければ大丈夫です。

このとき、絶対にけんか腰になってはいけません。

〇〇〇がちょっと気になるんだけど、どうにかやめたり気をつかってもらうことはできたりしない?

のように柔らかく伝えましょう。

 

以上となります。いかがでしたでしょうか。

ルームシェアする人はぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

 

それでは今回はこのへんで。